ホットドッグ委員会

ホットドッグを愛する男が映画をホットドッグに例えるよ!

ラインモバイルがおすすめです

格安 sim なら、ラインモバイルがおすすめです。
・月額500円から使用可能
・LINE に関しては、通信量は使い放題
・プランの変更が簡単
以下、詳しく解説していきます。

プランについて

LINEフリープラン コミュニケーションフリープラン MUSIC+プラン

の3種類があり、それぞれ内容が異なります。
共通しているのは、LINE のアプリは通信量に関係なく使い放題ということです。
なかでも、コミュニケーションフリープランとMUSIC+プランでは TwitterInstagramも通信量に関係なく使い放題となるため、ヘビーユーザーには嬉しい機能です。
また、プランの変更も簡単で、アカウントページから申請するだけ。 電話等も必要ありません。
毎月の使用状況に応じてスマホ料金を見直したいという方には、うってつけの sim カードです。

LINEモバイル

netflix をおすすめします

netflix

 

 

映画やドラマを見放題のサービスでは、netflixをおすすめします。

 

おすすめする理由は以下の点です。

 

 

 

・月額1000円以下で動画を見放題

スマホ、パソコン、タブレット、ゲーム機等、対応端末が豊富

・出先で見る場合、動画を端末にダウンロードしておいて、通信量をセーブできる

 

 

 

ネットフリックスの解約は簡単です。

アカウントにログインして、メンバーシップのページからキャンセルを選ぶだけ。

しかも、キャンセル後も支払い期間のサイクル中は動画を楽しむことができます。

 

 

 

アカウントに登録したあとは、お好きな動画を選ぶだけ。

快適な動画ライフを楽しむことができます。

ジャパンネット銀行のデビットカード

 
デビットカードなら、ジャパンネット銀行のものをおすすめします。
 
ジャパンネット銀行デビットカードは、カード用の番号を発行できます。
 
  
 クレジットカードの番号をネットで入力する際、不安になることはありませんか?
 
大手のサイトならまだしも、掘り出し物を発見して、そこがあまり有名ではないショップの場合、クレジットカードの番号を打つのは不安になるかもしれません。
そんな時でも、ジャパンネット銀行デビットカードは専用の番号を発行し、購入後にはその番号を停止することで、安全なり安全な利用ができます。
 
さらに、一日の利用限度額を設定することができるので、使いすぎることもなく安心です。
 
 
国際ブランドなのvisaなので、数多くのサイトが対応しています。
 
 
 
ショップ限定の1000円刻みのものとは違い、デビットカードは現金なので、端数余りを心配する必要がありません。
ここも便利な点ですね。
 
今なら・
・日本で最初のネット銀行
・安心安全
・ゲームのダウンロードや課金にも使える
・カード番号の変更可能
 
等、便利な点が満載です。
 
 

初恋はブルーハワイ

お題「かき氷」

 

 夏といえばかき氷、かき氷といえば夏だ。
 両者の関係性はイコールでつなぐことが出来るほど強固なものである。

 昨今では年がら年中かき氷をメニューに組み込んでいる店もあるが、邪道である。
 邪道ではあるが、メニューにその文字があればつい心を惹かれてしまう。
 そのくらい、かき氷には魅力がある。

 氷の塊からさらさらと削り出す様は芸術であり、その白銀のキャンパスにシロップをたらす。
 シロップがかかった場所からわずかに形がくずれ、白と色とが混じり合う。
 その光景はさながら不可逆の絵画である。


 夏といえばかき氷、かき氷といえば夏であるなら、その関係性に唯一踏みこめるのはブルーハワイだ。
 イチゴやメロン、宇治金時まで様々あるが、彼らは浮気性だ。
 ケーキやらソーダやら、ぜんざい、抹茶に至るまで活躍の場は幅広い。

 そこでブルーハワイである。彼の活躍の場がどこにあろうか。
 私が無知であるからして知らないだけかも知れないが、やはり彼の相手はかき氷しかいないのではなかろうか。

 そもそもにして、名前がブルーハワイである。ハワイでブルーだ。
 カラッとした砂浜にさんさんと輝く太陽、青い海にパツキンちゃんねー。

 ほら、ハワイでブルーだ。
 このネーミングセンスは驚異的である。

 しかしながら時として、あまりにマッチしたネーミングというのはその場所以外での活動の場を失う。

 ブルーハワイにはかき氷しかいなかったが、かき氷にはいくらでも相手がいた。
 これはそういう類の話だ。

 

 

 ある夏のことだ。
 私は父の田舎へと里帰りしていた。
 まだ小学生だった頃で、お盆の時期のことである。

 田舎といっても山の中ではない。
 電車は一時間に二本、住民数は五万前後、高速のインターチェンジもあるどこにでもある街だ。

 当然ながら、その街に私の知り合いはいない。
 暇だった私は街中をほっつき歩いていた。

 父の実家から十分ちょっとの公園がある。
 その隣に、かき氷屋はあった。
 より正確にいえば、普段はたこ焼き屋であり、夏の間はかき氷もやっていた。

 そこの店番を、大学生っぽいちゃんねーがしていたのである。

 かき氷を注文してから出来るまでに、ちゃんねーの方から話してくれた。
 事実として大学生であり、実家のばーちゃんの手伝いをしているとのことだった。

 ちゃんねーの声と、氷を削るがががという音が混じる。
 氷を削り終わるとちゃんねーが尋ねるのだ。

 坊や、何かける? と。

 大人ぶりたかった私はブルーハワイ、と答えた。
 ちゃんねーは大人だね、と言った。

 チャンネーに惚れた瞬間だった。つくづくアホの極みである。

 代金を支払いかき氷を受け取ったあとで、隣の公園に移動しベンチで食べる。

 ブルーハワイなんてうまくもなんともない。
 その頃の私にとって、ブルーハワイはドロップのハッカ味と同義だった。

 炭酸ではなく好き好んでコーヒーを飲む同級生。
 それと同じ行為をしている自分をバカバカしく感じたが、頼んでしまったものはしょうがない。

 それから毎日のようにかき氷屋に通った。
 その頃はまだ安かったのだ。小学生の小遣いでも困らないくらいには。
 話すのは一日のうちでせいぜい二分。かき氷を受け取るまでの時間だ。
 わずかばかりの時間だが、幸せだった。

 田舎から都会へと戻る日の前日。
 その日もかき氷屋に行った。
 毎日来てくれるね、とちゃんねーは笑う。
 今日で最後なんだと俺は答える。
 そっか、残念だね、とちゃんねーは答える。
 俺も残念なんだ、なんて恥ずかしくて言えるわけもない。

 君くらい、頻繁に会いに来てくれたらいいのに、とちゃんねーは言った。
 俺は何も言わなかった。
 彼氏となかなか会えないのだ、とちゃんねーは続ける。
 付き合い始めて一ヶ月だ、とも。

 はい、とかき氷が差し出された。
 当然のようにちゃんねーは言う。

 坊や、何かける? と。

 ブルーハワイ、と俺は答えた。
 好きだね、なんて笑うんだ。
 うまくいくといいね、と俺は答える。
 ありがとう、じゃあね元気でね、ってチャンネーは笑った。

 隣の公園でベンチに座り、かき氷を食べる。
 勢いよくかっこむと頭が痛くなる。
 ブルーハワイを食べる。
 痛くなる。
 食べる。
 痛い。

 誰だこんな味つくったやつ。

 かき氷には、イチゴ味のほうがよく似合うんじゃないか。

 俺はその夏に一つだけ賢くなった。

 

 

 かき氷にはイチゴ味もメロン味もある。
 イチゴにはケーキが、メロンにはソーダがいて、その他にもたくさんの組み合わせがある。

 かたやブルーハワイはどうだ。
 ブルーハワイには、かき氷しかいないんじゃなかろうか。


 ゆえに、ブルーハワイは初恋の味なのだ。

 

 

写真嫌いの私とカメラ、時々ラムネ

お題「カメラ」

 

 私はカメラが苦手だ。
 思い出を切り取ってしまうことが苦手で、形にしてしまうことが嫌いだ。

 それでも強いて言うなら、思い出はビー玉だ。
 ビー玉といえばガラス瓶で、その二つが合わさればラムネ瓶だ。
 ラムネ瓶は美しい。
 夏になるとラムネが飲みたくなる。
 ラムネを飲むと、思い出してしまうことがある。
 運動会におけるカメラのことだ。

 かつて、という話になってしまうが、少なくとも私の周りではカメラは身の回りのあらゆるものを撮影するものではなかった。
 フィルムだって安くない。
 厳選して写真を撮るのが普通であった。

 昔の写真を見直しても、皆一列に並びシャッターの瞬間を待つ。
 今のように躍動感あふれる自撮りの写真の類を、かつての自分は持っていなかったしその発想もなかった。
 あの頃の自分は、少なくとも自炊がうまくいったからと言ってわざわざ押入れからカメラを取り出し写真に収めようなどとしない。
 今やスマホでパシャりである。
 その事を考えれば、カメラも随分と安くなったもんである。

 カメラといえば、運動会だ。
 リレーでも組体操でもソーラン節でも、フィルムに収められたものだ。

 私はそれが苦痛だった。

 カメラの前で、私はうまく笑えない。

 加えて、足が速いわけでもない。踊りがうまいわけでもない。
 私はカメラから逃げ回った。
 学校の先生でも、近くのカメラ屋さんが撮影する時も、極力、顔が正面から映らないように工夫していた。
 集合写真ではさすがにそうもいかなかったが、多くの場合は功を奏した。

 個人情報に敏感な今の状況は知らないが、学校の行事の後は写真が貼り出されるのが常だった。
 そこから自分が購入したい写真を選ぶのだが、カメラから逃げ回っていた私の写真は当然ながらそこにはない。
 そのことがまた、私のささやかな喜びでもあった。

 ところが、だ。一度だけ、その写真の中に私が混ざっていたことがある。
 集合写真ではなく、正真正銘の個人写真で、私にピントが合わされ背景には運動場に掲げられた万国旗がたなびいている。
 私の口には、ラムネ瓶が咥えられていた。

 油断した。一体どこから狙われていたのかはわからないが、その瞬間を収められてしまったのである。
 私は自分の顔が嫌いだった。だから逃げ回っていたのに、後世に残る光の焼きつきとして写真となってしまった。

 しかし、私はその写真を直視することができた。
 笑っていたからだ。
 ラムネを飲んでいる時、私の顔が自然に笑っているということを、その写真から教えられた。

 その写真は今も、実家の机の引き出しの中にあるだろう。

 友人と飲みに出かける時、写真を撮る流れになることがある。
 大人になった今も、その瞬間が苦手だ。
 レンズから顔を逸らそうとしてしまう。

 どんなに酔っ払っていても、私を笑顔にできるのは、今も昔もラムネだけだ。